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ライト・イア合同会社が独自構造の超薄型新スピーカー『Bookspeaker』の量産化に向けてクラウドファンディングを開始

Bookspeakerクラウドファンディングページより引用

スピーカーシステムの開発販売を行うライト・イア合同会社(本社:浜松市中区)が、独自構造の薄型スピーカー『Bookspeaker』を新開発しました。先行販売を兼ねるクラウドファンディングで資金を集め、量産化や更なる新製品の開発を目指します。

音響制作サービス音響機器の企画開発を行うライト・イア。電子機器メーカーを早期退職した代表の大和 誠氏が、“電気音響による音と響きの正しい補強(支援)”を目指し、2007年に創業を開始しました。
大和氏は、独自の平板スピーカーを発明したPROTRO社(浜松市)の技術を受け継ぎ、ポータブル型の平面スピーカー『Bookspeaker BS-200』などの新製品を開発・販売。2011年には「グッドデザインしずおか」を受賞しています。

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良い音をもっと多くの人に

Bookspeakerクラウドファンディングページより引用

『Bookspeaker BS-200』は、材料の高騰や協力会社の廃業もあり、製造を中断。その後2014年に製造を開始した、就寝時に枕に敷いて使うタイプの『Pillowspeaker PS-21』は、現在もほぼ大和氏の手作りで製造・販売しています。
大和氏は、2016年秋にスピーカーの振動板基材の在庫が無くなりつつあることや技術革新をきっかけに、新製品の開発を決意。“これまでの販売で得た高い評価をもとに、良い音をもっと多くの人に伝えたい”という思いから、製造を中断した『Bookspeaker-Leather』の復活と『Bookspeaker-Wood』の製品化に向けて動き出しました。
そして2017年11月9日より、性能を改善するための機械設備への投資、製造コストを下げるための金型製作に向けて、先行販売を兼ねるクラウドファンディングを開始しました。

 “クリアーかつひずみのない”サウンドを実現

Bookspeakerクラウドファンディングページより引用

新開発された独自構造の薄型スピーカー『Bookspeaker』は、現在普及している一般的な「コーンスピーカー」とは異なる独自の形状。樹脂製フィルムにアルミ箔で回路を構成する「全面ダイレクトドライブ方式(WSDD方式)」を採用し、文庫本サイズで厚さわずか5mmの振動板の全面が音を出す仕組みです。
これにより、“クリアーかつひずみのないサウンド”を実現。オーディオ機器やパソコン、スマートフォンなどをイヤホン端子に接続するだけで、簡単に使用することができます。また、Bluetoothレシーバーを併用することで、ワイヤレス接続も可能。シンプルな構造から、壊れにくいことも特徴です。
クラウドファンディングでは、無垢の木材を使用した『Bookspeaker-Wood』と、革職人による牛本革仕上げの『Bookspeaker-Wood』などを先行販売。資金を集め、量産化やさらに性能を高めた製品作りを目指します。

編集部まとめ

クラウドファンディングは、2018年1月24日まで。金額はモデルや発送時期により29,376~34,560円(税込)となっています。新たな技術を駆使したスピーカーに、注目が集まっています。
クラウドファンディングページはこちらから

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